【食レポ】タランチュラはどんな味?

上海小吃で人気の虫料理ですが、今回、昆虫料理研究会所属で昆虫食サイト「むしくい」管理人の小池さん、昆虫料理研究会の古参会員 葉山さん、そして女子プロボクサーでサバイバルが趣味の緑川愛さんにタランチュラに関する味のコメントをいただきました。


小池:
8本の長い脚、口から伸びた大きな蝕肢、丸々とした腹部。日本のクモより明らかに食べ応えのありそうな見た目が、好奇心を募らせる。
まずは脚をちぎって食べる。揚げてあるので、「ポリッ」とスナックのような食感。
味はカニ+スルメのような美味さがあった。昆虫以上に魚介を彷彿とさせる味。お腹の部分は、脚とは打って変わってプニプニとした柔らかい感触。
中身の肉の色は茶色でレバーのような色で、口に入れるとボソっとした稀有な食感。
こちらは濃厚で内臓系の独特クセを楽しむ系の旨味がある。個人的には脚よりこの腹部が好み。
動物のレバーとカニミソの中間を食べているような感じで美味しい。
体の構造的にも「カニミソ」の部分なのかな?(クモミソ?)脚も肉も、どことなく「カニ」を彷彿とさせる味。ごちそうさまでした。

葉山:
タランチュラは腹の一部だけを食べたが雑味が多く、大きい個体のほうがカニミソのような味わいがしっかりしていておいしかった。

緑川:
タランチュラに関して、私はジョロウグモを食べたことがあり、ジョロウグモヨはカリカリプリプリの歯ごたえと枝豆のような風味だったので似たような味を想像していました。
でもタランチュラはジョロウグモよりも味がもったりと濃厚で、食べ応えがありました。ただ少しパサパサしていたのが残念でした。


左から、緑川さん、小池さん、葉山さん

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